人と関わるときの7つの原則
私たちは、家から一歩でも出ると(あるいは家の中でも)、自分以外の人と必ず関わらなくてはいけません。
福祉職は『対人援助職』といわれますが、人と接さなければ仕事にならないという意味からは、どのような職業も『対人職』と言えるのではないかと思います。
というか、人間は他人と関わらないと生存することができない構造になっているので、これは『職』どころではなくもっとスケールの大きな話なのかもしれません。
福祉業界には『バイスティックの7原則』というものがあります。
バイスティックというのは人名です。アメリカ人です。その、どっかのアメリカ人が考えた、人をケアする人が取るべき態度・7項目、というものです。
福祉職が取るべき態度ですので、日常での対人関係に当てはめると、『やっとれんわ』的な部分もかなりありますが、余裕があるときに思い出すと、なるほど…と思わなくもありません。
今回は、これをご紹介します。
ものすごい超訳してますので、ご存知の方はどうかご容赦を。
改めて見ると、自分がいかに実践できてないか、びっくりするくらいでした…。
①レッテルを貼らない
・よく話すとみんな違う人だとわかります。
②怒ったり泣いたりするのを悪いことだと責めない。
・存在するものを存在しないことにすると病みます。
③一緒に怒ったり泣いたりするときは、もう一人の自分が少し離れたところから見ているつもりになる
・そうしないと後ですごく後悔します。
④うけいれる
・人に「もっとこうしろよ」とか思っても、ほぼほぼそうならないし、悪いときには喧嘩売ってんのかと思われます。
⑤審判にならない
・他人をジャッジできるほど偉くない。
⑥他人のことは他人が決める
・つい何か言いたくなりますが、それがいいと思います。
⑦秘密保持
・最低限あたりまえ。